ポップなクレジットカード

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平常心の資産、これまでは半ば夢のように語られてきた資産が世の中に登場してきている。 代替資産とかオルタナテイブ(Alternative)運用と呼ばれているものである。

代替資産は株や債券などの既存資産のパフォーマンスとは相関が低い場合が非常に多い。 しかも、一定の絶対リターン(常にプラスのリターン)を安定的に稼ぎ出している場合が多く見受けられる。
代替資産は株や債券が悪い時などに「頼りになる」(場合もある)のだ。 資産運用の代表選手である年金運用の世界においても、代替資産は人気を集めつつある。
アメリカの大学などの寄付基金が採用し、成功した例にならって、年金基金でも積極的に導入する例が増えている。 代表的なカリフォルニア州公務員年金基金でも、全資産の10〜20%を代替資産運用に振り向けることが検討されている、との報告もある。
既存の運用資産のパフォーマンスとは無相関に安定したパフォーマンスを提供してくれる代替資産は魅力的なのだ。 オルタナテイブ運用の2つの柱代替資産の運用方法はさまざまであるが、ヘッジファンドの運用手法と重なる場合が多い。
代替資産は「プラスのリターンを安定的に生み出すこと」「株や債券などの資産が可能な限り無相関であること」の2つを運用の柱としている。 ここでいう「プラスのリターン」は必ずしも高いリターンを指しているのではないので注意していただきたい。
決してハイリスク・ハイリターンの手法を追求しているわけではないのである。 代替資産の運用手法には、株や債券の特性を利用したものもあるし、グローバルに市場間の歪みを探し出して収益源にする場合もある。
いずれも、人間の観察眼だけでは見出すことが難しい事象を収益源とするために、金融工学を利用した分析手法が必要である。 具体的には、以下のようなものがある。
株式や債券などの市場リスクを中立化する運用である「マーケット・ニュートラル」。 地域や国の間に生ずる歪みが是正される過程に着目する「グローバル・マクロ」。
税制や法律を巧みに利用しつつ、倒産や清算の憂き目に遭った(遭いそうな)企業の売買によって収益を出す「ディストレスト」。 現物資産のみならず、デリバティブなどの派生資産を用いてさまざまな手法が開発されている。
それぞれの手法について解説を加えよう。 マーケット・ニュートラルとはどんな戦略かマーケット・ニュートラルという運用戦略がある。

マーケットとは「市場」である。 日本株式の場合のマーケットはTOPIXとか日経225といったインデックスで表現される。

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